内田クレペリン検査

年間70万人の受検者が利用する、
日本を代表する心理テスト

判定技術の習得

判定技術講座(判定の内製化)について

内田クレペリン検査を判定するには、日精研の判定サービスを利用する方法(アウトソーシング)と、自社で判定員を養成して判定する方法(内製化)があります。判定技術講座は、内田クレペリン検査の判定員を養成するための講座で、おもに検査の判定を内製化したいユーザーさまのためのサービスです。

判定を自社で内製化することにはメリットとデメリットがあります。メリットは、判定技術を習得した職員が判定することで時間や費用を抑えることができることと、判定のメカニズムを理解していることで、より自分の会社にあった運用ができるという点です。逆にデメリットになるのは、最初に判定技術を習得させるハードルが高くなることと、せっかくハードルを越えて判定技術を習得した社員が退職してしまったり部署を異動することで、途端に運用ができなくなってしまう点です。

そのため、判定技術講座に参加して判定を内製化するのは、長年にわたって大規模に内田クレペリン検査を導入しているユーザーさまが多いようです。組織内に複数の判定資格者を育成することで、退職や異動があっても、安定的に判定を内製化できる体制を作っています。一方で、それほど大規模な利用でなくとも、自分たちの組織にフィットした運用をしたいユーザーさまも内製化を目指します。これは判定結果を単なる符号として扱うのではなく、心理検査の意味を理解したうえで、受検者の人物像の解像度を上げていこうという方向です。前者の大規模な導入を「広い」導入とすれば、後者の導入は「深い」導入と言えるでしょう。いずれにしても、内田クレペリン検査を「腰かけ」でなく、本腰を入れて活用しようというユーザーさまに向けたサービスとなっています。

判定技術講座(判定の内製化)について 判定技術講座(判定の内製化)について

判定技術体系と各講座の位置づけ

判定技術体系と各講座の位置づけ 判定技術体系と各講座の位置づけ

判定技術講座には、「基礎技術講座」→「性格行動特性講座」→「総合判定講座」の三つのステップがあります。「基礎技術=ベーシックテクニック」からスタートし、必要に応じて「性格行動特性判定=エキスパート」や「総合判定=マスター」に進んでいってください。講座には対面での「集合形式」のほかに、一部「eラーニング」での受講もご用意しています。「集合形式」は、集中的に短時間で学習したい人に向いた講座です。時間や場所の制約はありますが、講師との双方向のやりとりが豊富で効果的に学習できます。「eラーニング」のメリットは、なんといっても時間や場所の制約が少なく、自分のペースで学習できるところでしょう。それぞれの講座の詳細とお申し込み方法を下記のとおりご案内します。

検査導入を検討中の方へ

検査の導入を検討している方や、担当者の変更で検査を理解したい方、あるいは検査の利用方法の見直しを考えている方に向けて、無料の説明会を定期的に開催しています。ぜひご参加ください。

無料説明会/日程について

2024.10.17:psychotherapy.net_JPイベント
「基礎から学ぶソマティック・エクスペリエンシング ~臨床の幅を広げる身体的なアプローチ~」のご案内