日本・精神技術研究所

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ごあいさつ

代表取締役 
内田 桃人

こころの個別性と向き合う

株式会社日本・精神技術研究所は、内田クレペリン検査を開発した内田勇三郎によって、検査の研究と普及を目的に1947年に創立されました。
以来、カウンセリング事業やアサーション<自己表現>トレーニングなどの心理サービスを取り入れながら、ずっと「こころの個別性と向き合う」事業活動を続けています。
一言に「こころの個別性と向き合う」といっても、そう簡単なことではありません。
「こころ」というのは、ふつうは目に見えません。つまり、見えないものと「向き合う」というなかなか難しいモットーを掲げ、70年以上にわたって、試行錯誤しているわけです。

内田勇三郎が生きていた時代に比べ、わたしたちは革新的に進歩した技術社会に生きています。
でも、わたしたちはいまだに「こころ」の世界にどっぷり浸かって生活しているともいえるでしょう。交通事故による死亡者が減るいっぽうで、自殺者の数は依然として高い水準にとどまっています。でも、そのいっぽうで、「こころ」の世界はポジティブな方向にも変化をみせています。たとえば、性的指向の多様性が認められつつあるのも、社会が「こころの個別性」と向き合いはじめている証拠といえるのではないでしょうか。

これからますます目まぐるしく変化する社会のなかにあって、わたしたちの「こころ」は日々新しく書き換えられながら、それでもわたしたちの中心にあり続けるのだろうと思います。
わたしたちは専門家として、そしてなによりも自分自身の「こころ」の当事者として、「こころの個別性と向き合う」社会の実現に、これからもたゆまず取り組んでいく所存です。

内田 桃人

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