Series 08

「生と死」と向き合う~ヤーロムの実存的心理療法実践 ④
セッション:実存的不安と自己の模索

人生の意味、選択と喪失、そして限りある時間をどう生きるか。ヤーロムは、相談の背景にあるこのような実存的なテーマを、クライエント一人ひとりと対話を重ねながらともに探究していきます。ヤーロムの人間観と臨床実践を、本人のインタビューと3つの実際のセッションから学ぶことができるシリーズです。
◆視聴期間:3カ月 ◆価格:3,300円(税込) ◆再生時間:2時間13分

  • 「生と死」と向き合う~ヤーロムの実存的心理療法実践 ④<br>セッション:実存的不安と自己の模索 - Slide 1

<本動画の概要>

23歳のユージニアはニューヨークの人混みの中で突然、自分が取るに足らない存在のように感じ、強い不安に襲われます。「私は一体誰なのか?」「人生に意味はあるのか?」といった問いがつきまとい、「死」を身近に感じ、日常のあらゆることに意味が感じられなくなっていきます。

ヤーロムは、この不安を単なる症状として捉えるのではなく、「なぜ今、この人に起きたのか」という謎をユージニアとともに探っていきます。
セッションが進むにつれ、ユージニア自身も不安感や無意味感だけでなく、自分の感じ方や考え方を形づくってきたものへと目を向け始めます。

実存的不安を入口に、自らの感覚やセッションで生じる関係性も活用しながらクライエントを理解していこうとするヤーロムの臨床実践を見ることができます。

※このビデオは「『生と死』に向き合う~ヤーロムの実存的心理療法実践」シリーズの1つです。ヤーロムのインタビュー動画と合わせて見ると、セッションの思想的背景をより深く理解できるでしょう。4本セットでの購入もおすすめです。

<予告編>

<出演者について>

アーヴィン・ヤーロム(Irvin Yalom)
スタンフォード大学名誉教授(精神医学)。専門は実存療法、集団精神療法。
医学博士号を取得後、臨床と研究に従事し、1970年刊行の著書The Theory and Practice of Group Psychotherapyにより集団精神療法の理論と実践を確立。現在も版を重ね、集団療法の教科書として多くの国で用いられている。1980年にはExistential Psychotherapyを発表。実存主義・人間性心理学における代表的な作品となった。
作家としても活動し、心理療法の理論書にとどまらず、小説やエッセイ、療法体験の記録など多様な著作を執筆している。

※聞き手:ビクター・ヤーロム(Victor Yalom)(1959-2026)
心理学者・サイコセラピスト。精神科医アーヴィン・ヤーロム(スタンフォード大学精神医学名誉教授)の息子。
個人臨床を続けながら、セラピスト向けに実存的人間性心理療法や集団療法のワークショップも実施。Psychotherapy.netの創始者として多数の心理療法のトレーニングビデオを制作し、世界の心理療法教育に貢献した。