<本動画の概要>
SE™の基盤となる考え方がどのようにセラピーの中で活用されているか、また対象者が安全に身体といられるよう働きかけるスキルについて学ぶことのできる動画です。ピーター・ラヴィ―ンは、ストレスとトラウマの研究と臨床に携わってきた経験から、癒しのためにはトラウマにより圧倒された神経系の再調整が必須であると示します。
動画では、まず初めに、インタビュー形式で、SE™の基礎となる9つのステップが紹介されます。その後実例として、イラク戦争から帰還し様々なPTSD症状に悩まされているレイとの5回のセッションを、ピーターによる解説を交えながら視聴します。セッション内ではいくつかのワークが用いられ、ピーターの身体に注意を向ける声かけや微細な身体的変化への注目を通して、レイが少しずつ緩み、今ここを生きていけるようになる様子を見ることができます。
最後にまとめのディスカッションとして、セラピーの適用やセラピストとしての心構えについても説明が加えられます。
<予告編>
<出演者について>
ピーター・A・ラヴィーン Peter A. Lavine
心理学と医療生物物理学で博士号を取得。ソマティック・エクスペリエンシング®の開発者であり、Foundation for Human Enrichment(別名:Somatic Experiencing International)の創設者でもある。
世界中で、また様々な先住民文化で、このソマティック・エクスペリエンシング®のトレーニングを行っている。
ベストセラー Waking the Tiger : Healing Trauma : The Innate Capacity to Transform Overwhelming Experiences(日本語では新訳版として2024年『ソマティック・エクスペリエンシング入門』)の著者。
2010年には米国ボディサイコセラピー協会から生涯功労賞を受賞。