Series 04

身体にフォーカスしたトラウマの理解と対応 ①
ベッセル・ヴァン・デア・コーク博士とトラウマについて学ぶ

「身体にフォーカスしたトラウマの理解と対応」は、トラウマの形成、維持、解決に、脳神経の働きやそれに伴う生理的な働きがどのように関連しているか、そしてサイコセラピーの文脈においてトラウマ症状のある方にどのように働きかけることが有効なのかを学ぶことのできる動画シリーズです。
「ベッセル・ヴァン・デア・コーク博士とトラウマについて学ぶ」では、トラウマ研究の第一人者から、トラウマの定義とこれまでの変遷、脳から見る身体感覚への影響、心理療法の可能性等についてコンパクトながら幅広い内容を学ぶことができます。

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<本動画の概要>

トラウマの臨床研究、実践に長年携わってきたベッセル・ヴァン・デア・コークが、ビクター・ヤーロムを聞き手とし、トラウマについて幅広く語る動画です。
内容は、トラウマの定義の発展、単一の出来事から生じるトラウマと発達性のトラウマ、身体管理に関する脳の役割、トラウマの治療、初心者へのアドバイスというように多岐に渡ります。
博士の語りは、見る人に薬物療法やエビデンスに基づいた治療を絶対視してはいないだろうかと投げかけ、トラウマを関係性から理解する視点、心だけでなく身体と脳にも焦点を当てる必要性、何千年も前から実践されてきた身体的介入の可能性に気づかせてくれます。
※この動画には面接場面が含まれません。ベッセル博士のこれまでの研究や体験に基づく、トラウマについての幅広い語りをお楽しみください。

<予告編>

<出演者について>

ベッセル・ヴァン・デア・コーク(Bessel van der Kolk)
1970年代から心的外傷後ストレスとその関連分野において、臨床家、研究者、教育者として活躍。 子どもや大人がトラウマ体験にどのように適応するかという研究に職業人生を捧げてきている。神経科学と愛着研究から得られた新たな知見を、子どもや大人の心的外傷ストレスや発達性トラウマに対する効果的な治療法の開発・研究に活かしている。 国際トラウマティック・ストレス学会元会長、ボストン大学医学部精神医学教授、トラウマ・センター医学部長、等。米国だけでなく世界各地の大学や病院で教鞭をとる。 1987年にPsychological Trauma(日本語版は2004年『サイコロジカル・トラウマ』)、2014年には The Body Keeps the Score: Brain, Mind, and Body in the Healing of Trauma(日本語版は2016年『身体はトラウマを記録する 脳・心・体のつながりと回復のための手法』)を出版。

※聞き手:ビクターヤーロム(Victor Yalom)
精神科医であり精神療法家でもあるアーヴィン・ヤーロム(スタンフォード大学精神医学名誉教授)の息子。Psychotherapy.netの創始者として、多数の心理療法のトレーニングビデオを制作。米国、メキシコ、中国で実存的ヒューマニズムとグループ セラピーのワークショップを実施し、現在はセラピストのコンサルテーション グループを率いている。