<本動画の概要>
子ども・青年のセラピストであるバイオレット・オークランダーから、ゲシュタルト療法を子どもに用いる時のポイントについて学ぶことのできる動画です。
セラピー場面に出てくるのは父親に怒りを感じているもののそれを直接表現できない13歳の少年。オークランダーは、子どもと安心で対等な関係を構築し、彼の接触のレベルを測りながら、彼がセラピー内でも現実場面においても、適切に怒りの感情を表現できるようになるために、言語レベルだけでなく、創造的に、投影法を用いてセラピーを進めていきます。
<予告編>
<出演者について>
バイオレット・オークランダー Violet Oaklander (1927-2021)
臨床心理学の博士号、結婚、家族、児童カウンセリングの修士号(a Master of Arts in Marriage, Family and Child Counseling)、情緒障害児の特別支援教育における理学修士号を取得。認定ゲシュタルト療法士の資格を持つ。
ゲシュタルト療法の理論、哲学、実践に様々な表現技法を組み合わせたバイオレット独自の子どもへのアプローチは、国際的に高く評価されている。米国プレイセラピー協会から生涯功労賞を受賞したほか、数々の賞を受賞。
彼女の活動や功績は、現在もバイオレット・ソロモン・オークランダー財団により、トレーニング資料やプログラムの開発、複数の国の専門家とのネットワークの構築という形で引き継がれている。
※聞き手:ジョン・カールソン ドン・キート